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季節を完全に無視している

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九つの世界
北欧神話において、世界は三つの層に別れていると考えられているよ。画像の別け方(国の別け方じゃなくて地図っぽく描くとして)は色んな説の一つだからこれが完璧に正しいというわけではありませんが、このマンガはまあ大体こんな感じをイメージしつつ読んでね!

全ての層に根をはっている大きな木は
「ユグドラシル」
聞いたことある……はず。
某バンドのアルバムやゲーム、アニメなんかにも名前が使われていたり、
「世界樹」「宇宙樹」「イグドラシル」とか呼ばれることもあったり。
オーディンの馬「スレイプニール」を意味しているとかいう解釈もあるよ。

九つの国ちゃちゃっと説明編(・∀・)
・アース神族の国「アースガルド」
壁に囲まれた神々の国。
オーディンとかトールとかが住んでるよ。
ヴァルハラがあるのもここ。

・ヴァン神族の国「ヴァナヘイム」
アース神族と色々やりあったヴァン神族が住んでる国。
ニョルズ、フレイ、フレイヤが住んでいたところ。
神話の中で知らないうちにふわ〜っと存在が薄れていくかわいそうな国だよ。

・光の妖精の国「アルフヘイム」
妖精(エルフ)たちの住んでる国。
フレイが王様とかなんとか。

・巨人たちの国
「ヨーツンヘイム」
霜と丘の巨人たちが住んでる国。
スリュムというちょっとあれな王様がいるよ。

・人間たちの国「ミッドガルド」
人間たちが住んでる国。
この周りをヨルムンガンドがぐるっと囲んでいるよ。
外に出ちゃうと危険割り増し増し増しなところ。

・小人たちの国「ニザヴェッリル」
ドヴェルグ(ドワーフ)たちの住んでる国。
地下に広がる国だよ。

・黒の妖精たちの国
「スヴァルトアルフヘイム」
黒の妖精が住んでる国。

・霧の国「ニヴルヘイム(ヘルヘイム)
ギンヌンガガップという裂け目を境に
ムスペルヘイムの北側にある霧の氷の国。
フウェルゲルミルという泉があるよ。

・炎の国
「ムスペルヘイム」
ギンヌンガガップを境に
ニヴルヘイムの南側にある炎の国。
スルトという巨人が番人をやっているよ。
超暑いっていうか熱いところだよ。

ラグナロク(ラグナレク)
神々の黄昏(たそがれ)とかめちゃかっこいい名前で呼ばれる神々(+人間)VS巨人の大戦争のこと。
ちなみに神々が負けることは確定事項
これによって世界は一度なくなるけど、復活してまた新しい世界(前の世界とは別物)が出来上がるからとくに心配はいらないよ!
ドイツの作曲家、ヴィルヘルム=リヒャルト=ワーグナーの歌劇「ニーベルングの指環」の最後の幕の題名はこのラグナロクが由来。
もちろん冬季も夏季も関係ないし、なにより4年に一度でもない。

グナー
アース神族14番目の女神女神フリッグの侍女。彼女に命じられて色んな国を飛び回っている。
彼女の名前にちなんで、「高く駆ける者」を「グネーヴァル」と呼ぶ。
作中ではリポーターとして活躍。

ホーヴヴァルプニル
女神フリッグに命じられ、世界中を旅するときにグナーが乗り回しているお馬さん
陸海空を駆けることができる万能な子。



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とらいらむ ギシンワンキ

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